社会とネット

ペニーオークションについて、国民生活センターから注意を呼びかけてます
ペニーオークションサイトというのは普通のオークションと違って入札する度に数十円ずつ手数料がかかるシステムのオークションで、落札できなくても高額な手数料のみ支払うケースがあるために問題になっているシステムです。

国民生活センターや消費生活センターにペニーオークションのサイトに関する苦情や相談が急増しています。
このシステムだと入札をするたびにペニーオークションの運営にお金が入りますから、サイトによってはプログラムで入札を繰り返しているという話もネットで出てたりします。
また入札の終了時間になると時間延長を繰り返したりするらしい。
それだととにかく競って入札させるシステムですね。

「ペニーオークション」要注意 ネット通販の新流行 トラブル急増

また従来のネットオークションではサイト運営業者は売買の「場」を提供するするだけで、出品者は別にいるが、ペニーオークションでは運営業者が出品者も兼ねる。

手数料は１回50―75円程度の仮想通貨「ポイント」「コイン」として、事前にクレジットカード決済で購入しておくのが主流。この仮想通貨は多くの場合、払い戻しが受けられない。なお入札単位は少額で固定してあり、終了時間は入札ごとに延長を繰り返すことが多い。

国民生活センターの集計によると、ペニーオークションに関する相談は2009年11月から寄せられ、2011年1月までの累計は192件にのぼる。

具体的な相談内容としては「寝る間も惜しんで、入札を繰り返してしまった。だが、結局落札できず、入札用のコイン15万円分を使ってしまった」（20歳代男性、給与生活者、岡山県）といったものや、「何度も入札し続けたが、同じタイミングで入札する人がいたり、数十秒間画面が固まったり、さらには落札できたと思ったら別の人が入札するなど、あまりにも納得できない点が多い。サクラや成りすましがいるのではないかと思っている」（20歳代男性、給与生活者、東京都）などがある。

確かにペニーオークションハマッテル人だと、入札するたびに数十円単位でお金がチャリンチャリン落ちれば、あっという間に数万円単位になります。
気付いた時には「なんだこれ？」と言う金額。

また出品者が運営業者ってのもまずいでしょう。
運営と出品者が同じならば、なるだけ入札回数を多くさせればそれだけお金が儲かるんだから。

実は一時期いろんな企業が参入したけど、問題が指摘されてかなりのペニーオークションのサイトがすでに撤退をしているそうですし、システムを見る限りは個人的にはあまり係わり合いになりたくないやり方ですね。